恋の寿命

恋の寿命

日記

7/13

音楽の日。図らずも、ジャニーさんが亡くなってから初めての、ジャニーズタレントが一堂に会す場となり(もちろんライブツアーなどで出演していないグループもいました)、滝沢さんが演出を担当するジャニーズJr.のステージは予定されていた以上にたくさんの人の思いを背負うことになった。そして、きっとジャニオタ以外の多くの人の関心をも集めるステージでもあっただろう。

番組司会の中居くんと最年長の坂本くんによる挨拶から始まり、VTRが流れたあと滝沢さんからの手紙が代読される。中居くんから滝沢さんに向けた後輩への愛情、滝沢さんからジャニーズJr.に託した愛情、そしてそれに本気で応えようとするジャニーズJr.の熱と気迫。それらが痛いほど伝わり、SnowManのパフォーマンスに胸がぎゅっとしめつけられたし、このあとここにハイハイが出てくるのかと思うと、緊張なのか心配なのか自分でも形容しがたい感情でいっぱいになり、不安な気持ちに押しつぶされそうだった。かっこいいSnowmanを見れば見るほどハイハイのことを考えては心臓がばくばくした。いったいうちのハイハイは何を背負わされようとしているのだろう。昨日の葬儀で優斗くんが「息子」たちの中から挨拶の代表に選ばれていたことを思いだした。ジャニーさんが面倒を見た最後の世代の中で、ハイハイジェッツは先頭に立つグループだ。

ギンギラギンにさりげなくは全く落ち着いて見られなくて、ただ膝の上でぎゅっとこぶしを握りながらローラーで華麗に舞う5人を目で追うので精一杯だった。外に出る時カメラに向かって「こっちこっち」と指を指す作間くんと手招きをする瑞稀くんがとびきり可愛くて、そこでぴんと張り詰めていた気持ちが少しだけほぐれた。

ハイハイはそのまま坂の下に滑ってきてSTAR LIGHTを歌いはじめる。テレビの向こうの彼らは緊張をちっとも感じさせない様子を見せるのに何の関係もない私の方が泣きそうになっていて、ハイハイがいよいよ坂を上り始める直前あたりでそのことに気づき笑えた。だめだなぁ、ハイハイの方がよっぽど肝が据わっているや…と思いながらも、やっぱり不安を消し去ることはできなかった。風は強いし、生放送だし、走るだけでもきついでお馴染みの坂をローラーで滑るなんて危ないし、なにより滝沢さんから手塩にかけられたSnowmanからジャニーズJr.代表のバトンを受け取っているのだから。

だけどいざ坂の下でローラーダッシュのスタートを切った5人を見た途端その不安は一気に吹き飛んでしまった。大げさではなく、本当に!恐れを知らず勢いよく飛び出していったハイハイジェッツはめちゃくちゃかっこよくて、逞しくて、男の人だった。まぶしすぎるくらいの白い光の中からはしみずが先頭を切って上ってくる姿は、本物のヒーローのようだった。どきどきした。あまりにかっこよくてどきどきが止まらなかった。坂をローラースケートで上るなんて無茶を始めてワイプの先輩たちが笑ったのも嬉しい。きっとハイハイの今回の役目はこれだったんだ。ハイハイの挑戦が周りを驚かし、笑顔にし、その笑顔が伝染していくなんて最高じゃない。スタジオから見守る先輩たちや視聴者が頑張って!と5人を応援し、最後に頂上に到着した猪狩くんがチャーミングに笑うのを見て、これぞ大好きなアイドル!!!とたまらない気持ちになった。Cメロで5人がくっついてにこにこ可愛い顔して歌うのも大好きだ。局内の廊下をローラーで歌い滑りながらスタジオに戻ってくるハイハイに十分に役目果たしたよね!!!最高!!!と抱きつきたい衝動にかられたけれど、彼らにはまだ仕事が残っている。

最後の演目、腹筋太鼓は圧巻だった。わざわざなぜ辛い体勢で太鼓を叩くのかとかそんなことどうでも良くなるくらいに。限界に挑戦するひとの姿ってこんなにも胸を打つのか……。ほとんど映らなかったけれど、ローラー太鼓を打つハイハイももちろんかっこいい。

はーーー、音楽の日でこんなに良いものが見れるとは思わなかった…!うれしいなあ。敬意をこめて、私にできる最大限の声でハイハイに大好きを伝えたい!!!

細かいところはまだ見れていない部分も多いと思うので、明日から(もう今日か)何度も見よう。