恋の寿命

恋の寿命

日記

07.03

レガイアルファがようやく届いた。写真がめちゃくちゃいい。5人ともかっこいいけれど、とにかくまず、作間くんのビジュアルの良さ…!本当に超かっこよくてため息がこぼれる。ページを開いた瞬間に、あまりのかっこよさに驚いて雑誌を落としそうになったくらい。作間くんがかっこいいことなんて知っているのに、なんならわたしは作間くんの顔がタイプだったことをきっかけにハイハイのことを見るようになったくらいなのに、どうしていまだに作間くんのかっこよさにびっくりしているんだろう?何度も、新鮮にちょーーかっこいいと感動してる。背が高くてスタイルが良いから、全身ショットがすごく映えるし、完成されていて高校生に見えないよ…。

インタビューはまず、前半の、個々が感じている自分の課題やその克服方法などを話していたのがめちゃ良かった。ハイハイのテキストって、5人での対談になるとみんな自然と主語が「HiHi Jetsは~」「HiHi Jetsとしては~」になることが多く、またわたし自身もつい5人でひとつの考えをしているという風に語ってしまう癖があるので、ここでマジメに“個人として”どういうことを上達させていきたいかみたいな話をじっくり聞けたのが嬉しかった。それから、わたしは悩みがあってもそれをあまり人に話すことができなくて一人でうじうじしてしまうところがあるので、優斗くんの「恥ずかしいというより、聞けること、学べることの興味が勝つから、色々な人に相談をする」とか、涼くんの「行き詰った時はポジティブになる。バカになって、できるか分からなくてもチャレンジする」という言葉たちを読みながら、自分もそうなりたいと泣きそうになったりもした。実際にそれで、できることがどんどん増えているのだから、説得力があるよね。

チームとして、明確な目標は持たない、1つに決めつけない、という話。自分たちのやりたいことだけをやるのではなく、求められることは何でもやってみて、それに応えられるような存在になる。そのために、今は可能性を広げていく。この話を聞いて、「ああ、だから【伝説になる】なのか」と腑に落ちた。去年のサマステで毎公演、優斗くんの口から聞いた「伝説のグループになる」という言葉。それはとても眩しく、心ときめく言葉でもあり、しかしとても抽象的に聞こえる言葉でもあるなと思っていた。そんなサマステ期間の最中に、スノストのデビュー発表があり、Jr.のデビューをリアルに感じたわたしはその日こんなことを書いている。

この5人なら偉大なる社長兼プロデューサーがいなくなっても観客の度肝をぬかすことがきっとできるし、それが彼らの「伝説のグループになる」ということだと思う。伝説になるというのは夢物語ではない。ここだけの話、サマステの挨拶で優斗くんから伝説と聞く時、すこし抽象的で漠然としているなと思ったのだけど、「伝説になる」とは、客の前では言葉にできない野望のアレコレや「デビュー」も含めてのことだったのかもしれない。当たり前だけど、彼らは彼らの考えていること全てを私たちに話せるわけではなくて、そういった中で「伝説のグループになる」という言葉を使ってハイの夢を共有してくれるのはめちゃくちゃ有難いな、大好きだなと思えるようになった。

8/8 - 恋の寿命

彼らの中には、口には出さぬ具体的な小さな目標だってあると思う。それこそ猪狩くんが言っているように「叶ったら良いな~」と思うことが。でも、それをファンに伝えることはせず、「伝説になる」だとか、どこまで本気なのかわからない三大目標を掲げるハイハイのスタンスが、今はとても好きなのです。ゴールは決めず、可能性は狭めず、今求められている仕事や期待に応えられるよう、こつこつと鍛えて実力をつける。評価されるべくして評価されるように。応援しているこちら側だって、伝説になる過程にどんなことがあるのかわからないからわくわくするのかもしれない。

話はそれるけれど、最近のオタクは、アイドルがこれを叶えたいと口にすれば、それを実現できるようにとあれこれ必死になって頑張る人が多いが、ハイハイの「伝説になる」は、オタクにはどうすることもできない。わたしたちにできることは見届けることだけ。だけど、アイドルオタク…それも天下のジャニーズ事務所に所属するアイドルのオタクなんて本来はそんなものだったはずだと思うんだ。少なくともわたしは、育てるつもりでファンをしているなんてことはさらさらなく、ただハイハイのエンターテインメントや5人自身が好きだから応援しているだけだ。勝手な解釈だけど、具体的な目標を掲げない、それをファンに明言しないというのは「黙って見とけ」と言われているようでもあり、そういう意味でもすごく好きだし、かっこいいなって。

実際、ハイハイはファンに向かって協力を仰ぐようなことをほとんど言ったことがない。アイドルがファンに呼び掛けて、ファンとアイドルが一致団結する流れもそれはそれでありだと思うけれど、その音楽や作品やブランディングの良し悪しを数字が測る世界はやっぱりつまらない。数字に出ることで次のお仕事に繋がるのもわかるけれど、それは本来ビジネスをする側の考え方で、消費者のわたしたちがそれに斟酌して良いのだろうかと疑問に思う。だから、「数字があるから/人気があるから」でステータスを示そうとせずに、世間やファンや一緒に仕事をする人から見て「実力があるから/魅力があるから」で結果を出そうとする(そして後からそれが数字や人気になる)ハイハイをすごいなあと誇らしく思う。まあ当たり前のことなんだけど。数字があるから実力があるのではなく、実力があるから数字に繋がる、が本来の順序だろうけど、最近はそれが逆になっているのでは?と感じる風潮にあるから。だから、(身も蓋もなく言ってしまえば)ファンに媚びるのではなく、目の前の仕事に一生懸命取り組んでいけば道が拓けるはずだというハイハイの考え方はこれからも大切にしてほしいし、それが正当な評価を受ける世界であってほしいな、、。

そして、王道キラキラアイドルになれなかった(笑)という話もしていたけれど…。毎回同じことを言うけれど、わたしにとっては、ハイハイがずっと王道キラキラアイドルです。ハイハイの歩く道が、いつだって光の当たるド真ん中だよ。