恋の寿命

恋の寿命

日記

09.10

瑞稀くん出演の「荒ぶる季節の乙女どもよ」1話を見た!昨日の夜のうちに感想を書いておこうと思ったのに、結局ツイッターだけして寝てしまったので、今日改めてドラマの感想を。

まず一言、おもしろかった!!わたしは原作の漫画もアニメも全く見ていないし、おそらく今後も見ないので、それらをどのくらい忠実に再現しているのかは分からないけれど、瑞稀くん含めキャラクターはみんな二次元から飛び出してきたみたいに見えたし、原作を知らないからこそ、この話がどんな結末を迎えるのかまったく想像できず、そこもおもしろいなと思った。おもしろそうなドラマに瑞稀くんが出ていることが本当にうれしい。アイドルが出演するには一見きわどいテーマのように思えるかもしれないけれど、こんなふうにしっかり向き合って、丁寧に描いてくれる話なら大歓迎だな。原作者の方も監督さんも女性とのことで、だからこの女の子目線なんだなぁと納得した。

ちなみに監督の酒井さんは、恋のツキの監督もされていて、しかもわたしが特に好きだった8話を担当されていたそうで、なんだかさらにうれしい気持ちになった。恋のツキの高校でのシーン、特にずーみんの撮り方がとても好きだったから。

荒乙も、映像がとても綺麗かつ女の子の切り取り方が大正解すぎて、それだけで見ていられる!と思った。引きの画がまぶしいくらいきらきらしているし、夏の風や太陽の光や海などの存在感を感じる演出もすごく好き。あと音楽も、かずさが性と直面する場面で、ドンドンドンドンとサスペンス風の音だったり、ぶくぶくぶくと水に沈んでいくような音が鳴っていて、心がざわざわしているかずさの心情が手に取るようにわかった。

菅原氏の「少女のわたしはもうすぐ死ぬ」「頼んでもいないのに周囲に過剰にちやほやされて、もてはやされる少女の季節。こちらを振り回すだけ振り回しておいて、勝手に終わってしまう」には、高校生の時に同じようなことを考えていたなあ…と思い出し、物語に一気に入り込んだ。高校生の時、みんなは女子高生という肩書きを楽しんでいるように見えるのに、わたしはむしろそれに振り回されているように感じて、早く大人になりたいと思っていた。女子高生、少女というラベルで消費されるのが嫌だったし、その一方で、自分も、少女だからと許されることに甘えている気がして、その狭間でどうしたら良いのか分からなかった。今なら、あの頃の自分が思っていたより、高校生はまだまだずっと子どもだし、許され、甘えることに罪悪感を感じる必要は無かったように思うけど。菅原氏がここで言っているのも、わたし自身が高校生の頃に思っていたことなんだろうなあって、気持ちだけタイムスリップしたみたいだった。わたしまだ全然思春期です、瑞稀くん。

ところで、瑞稀くんが演じた泉くんは、本当にかわいくてかっこよくて、最初の登場シーンから「めっちゃ良いやん〜!!!」と叫んでしまった。かずさを見つけて小さく手を振るのめっちゃかわいい。幼なじみ最高、モテる役最高。モブ子ちゃんに告白された後、かずさに詰め寄られるシーンは演技上手いなあと思ったし、かずさの頭をブンブン振るシーンは、かずさと泉くん2人のシルエットがまるっとかわいくて愛しい気持ちになった…。(泉くんの台詞には、あああってなったけど)

そしてそして、山田杏奈ちゃんがかわいすぎる問題…!!OPのダンスから心を鷲掴みにされてしまった。なんてかわいい子なの?!走れメロス(エロス?)の後の「友よ!」と抱き合うシーンもめちゃくちゃかわいいし、泉くんに「かずさのことそんな風に見たことないから!」と言われて涙目で睨みつけるのもかわいいし、ラストの座り込んだ時の横顔もきれい。かずさがどんな風に大人になっていくのかにも興味が湧いた(何話まであるのかも分かってないけど)。

ということで、1日遅れの荒乙感想。思っていた以上にドラマ自体がおもしろそうで、来週も楽しみだなー。瑞稀くんが「監督は自分の考えや感じ方もよく聞いてくれる」みたいなことを雑誌の取材か何かで話していたから、どんなお芝居をしているのか、今後の泉くんにもますます期待。

 

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↑おまけ。かわいすぎる文芸部