恋の寿命

恋の寿命

日記

自分用のメモです。

 

以下の記事を翻訳。

mashable.com

 

‘Emotional support K-pop boys’ help fans with their mental health

 
「彼を見るたびに、太陽がわたしの顔を照らしているように感じます」


L.ギッセルさんには、防弾少年団のキム・ナムジュン aka RM、Stray Kidsのバン・チャン、NCT127のジャニーという3人の‘Emotional support K-pop boys’がいる。


「(ナムジュンの)言葉が私に伝わると、いつも、もっと頑張り、大きな目標を立てようという気にさせてくれます。いつだって自分自身に挑戦するために」と18歳のパナマ人は、DM経由でMashable(インタビュアー媒体)に言った。

「(チャンは)人生で最低の時に私のためにそこにいてくれました。彼は、鬱病は私を定義するものではなく、全てを乗り越えることができるものだということを思い出させてくれます」 

ではジャニーは?「彼の笑顔を見ると幸せになります」


特定のアイドルに強い愛着や力を感じることは、K-popファンダムでは珍しいことではない。

一般的に‘Emotional support K-pop boys’と呼ばれているこのアーティストたちは、音楽やライブストリーム、さらには一般的な性格を通じて、人々を鼓舞し、安心させ、ファンを励まし、困難な時期に慰めを与える。

このような肯定的な影響は、ファンのメンタルヘルスを向上させることができる。特に、他の場所で快適さを見つけることが難しい場合に。

 

"He makes me feel loved."

16歳のヤスミン・レオンさんにとって、このサポートはATEEZのメインラッパー、ソン・ミンギが行っており、彼は、彼女が自分自身のメンタルヘルスを助けると強く信じている人だ。

「ミンギは、私が自分のパーソナリティについて、より良い考えを持つことを手助けしています」とアリゾナ州の少女は言った。

「彼は私にもっと前向きな考え方をさせてくれます。そして、おかしなことをしても大丈夫だと(安心させてくれます)」


フロリダ州出身のレーガンさんにとって、NewKiddのフィ(本名、チョ・ミンギュ)は「愛された気分」にさせてくれる「安全な空間」だ。

「彼はまた、信じられないほど一生懸命に働いていて、私が何かできないと感じるときに鼓舞する存在です」


25歳のペンシルベニア州ジーさんにとっては、ステージでSUGAまたはAgust Dと名乗る、防弾少年団のミン・ユンギである。

「彼は人生が苦しいことも、現実も知っています。彼は今の自分の居場所を手に入れようと奮闘していたからです。私はその態度にとても共感できます」

 


The original emotional support K-pop boy

 

‘Emotional support K-pop boys’という言葉は、2018年12月2日、Twitterユーザーのromiosiniさんがツイート内で読んだ言葉だ。 


‘Emotional support animals’に関するTumblrミームのバリエーションとして、このコンセプトはK-popファンの共感を呼び、TwitterからTumblrRedditといった他のウェブサイトへと急速に広まった。

K-pop boysがもっとも人気の題材ではあり続けているが、‘Emotional support K-pop girls’や‘J-pop boys’にそれを適応させる人もいた。 


1年以上たった今、‘Emotional support K-pop boys’という言葉は、K-popファンダムの定番の用語であり、よくある共通の体験のため、簡単に理解できる。

 

 

「私の友達は、こんなに大きな出来事になるのかとおもしろがっています」と、romiosini aka レンさんはDMを通じてMashableに語った。

私たちが話をしたほとんどのファンと同じように、彼女はプライバシー上の理由からフルネームを使わないことを望んだ。

「私がTumblrの投稿を見て投稿したツイートが、『あれは私の心の支えとなるテープワームだ!』という内容になってしまったのはおかしいと思いますが、多くの人に共感してもらえて本当にうれしいです」


現在では多くのアイドルに適用されているが、26歳のカナダ人は、運命的なツイートを作成する際に特定のK-pop boyを念頭に置いていた。SEVENTEENのリードダンサー、 ウェン・ジュンフェイ、ステージ名JUNである。


「彼はとても聡明で優しく、一生懸命働いていますが、とりわけ目に見える脆さを纏っている人です」とレンさんは言った。「それが、彼の人間らしさを私に特に教えてくれます」


レンさんは、彼女の大好きなアイドルと、類似点による関連もある。中国生まれのアイドルのように、彼女も10代の時に外国に移り住み、慣れない新しい言語や環境をうまく渡っていかなければならなかった。


「私はグループの中の外国人メンバーにバイアスをかける傾向があります。それは常にこの共通の移住体験についてです」と彼女は言った。

「ですから、‘Emotional support’となるのは、少なくとも、自分自身や、自分の苦労や資質、そして自分がなりたいと思っている姿を見ることができた時に、部分的に得られるものなのです」

 


How do K-pop boys give support?

 

K-popファン以外の人たちは、K-pop boyへのファンの称賛を、特にそのファンが女性の場合は、恋人(=スラングとしてのcrush)と認識するのが一般的だ。しかし実際は、恋愛や性的魅力はないことが多い。 

‘Emotional support K-pop boys’を持つことは、単にメンタルサポートになり、励ましになり、そしてアーティストを人として深く評価することにすぎない。


心理学者のデレク・ラファン氏は、 ‘Emotional support K-pop boys’はいないが、防弾少年団のチョン・ホソク aka J-HOPEに共鳴していると言う。

「私は彼の希望に満ちた前向きなメッセージと明るい性格が大好きです」とラファン氏はMashableにメールで語った。

「彼のパフォーマンスやインタビューを見るのは励みになります」

 

"Emotional attachment to an idol can be fairly healthy."

ラファン氏はダブリン市立大学の国立いじめ防止センターの出身で、インターネット、テクノロジーソーシャルメディアが私たちの心にどのような影響を与えるかを研究するサイバー心理学を専門としている。 

彼は現在、同僚の批評を待っている、Positive psychological effects of K-pop fondomK-POPファンダムのポジティブな心理的効果)に関する論文を持っており、‘Emotional support K-pop boys’は「バランスの取れた、恐怖のない方法」として検討されるべきだと強調している。 


「精神的なサポートをしているK-pop boysに関する心理的研究はあまり行われておらず、とても必要とされています」とラファン氏は言った。「アイドルに対する愛着心は、かなり健康的なのです」


もちろん、どんなことでもそうであるように、‘Emotional support K-pop boys’を持つことにはバランスが必要だ。 過度に執着し、サタン*文化に吸い込まれると精神衛生を損なうことがある。

*サタン(Stan)・・・熱狂的または偏執的すぎるファンを指すK-pop用語。

BTS stans: Here's how to add self-care to your fandom


しかし、責任を持って応援すると、K-popアイドルの後を追いかけることは、メンタルヘルスにとって有益である。

「ほとんどの場合、アイドルへの愛着心はかなり穏やかで充実していると思います」とラファン氏は述べた。 


青年期のK-popファンの生活の質に関する研究論文を発表したジャカルタのタルマナガラ大学の学生ヌル・サファトリさんも同意見だ。彼女は心理学の学士号を持っていて、高校時代から防弾少年団のファンだったが、後に苦しい時期を経験すると、彼らに精神的な支えを求めるようになった。


「私の人生のこの時期は非常に落ち込んでいましたが、家族や友人を含む誰とも自分の問題について話すことができませんでした」と、サファトリさんはMashableへのメールの中で述べた。

「私は防弾少年団の歌詞により注目するようになるまで、ひとりぼっちのつまらない人間だと思っていました。 彼らの歌詞はとても前向きで、悩みを忘れるのに役立っています」


多くのファンはK-popの力強いポジティブなメッセージから慰めを得ている。ラファン氏は「多くの西洋のポップアーティストのメッセージとは違う」と述べている。

Stray Kidsの「My Pace」のような曲は、リスナーに自分を他人と比較するのをやめるよう促し、「The Last」というユンギの曲が彼の現実を語る時、精神的な苦悩に共感できる。


K-popファンのリンさんは、シティフィールドコンサートの駐車場で、ブレットカヴァノーが最高裁に承認された*ことを知り、防弾少年団の音楽に慰められたことを思い出した。

MeToo運動の後、彼女の精神衛生はすでに損なわれていたので、このニュースは特に大きな打撃となった。

*【カバノー最高裁判事承認】米中間選挙へ女性たちの怒りが広がる | Business Insider Japan

 

「私は精神的にとても参っていました」30歳のブルックリンの住人は、DM経由でMashableにこう語った。

「けれども、あの夜、『Epiphany』(防弾少年団)のパフォーマンスの最中に“I am the one I should love.”と歌っている、ほとんどが女性を占める4万人以上の人々の姿を見て、涙を流し、圧倒されたことを覚えています。それは力強く感じました。そして、もっと多くの男性にそういうふうに振る舞ってほしかったのだという気持ちにさせられました」


ファンに愛されるのは、アイドルの歌だけではない。 欧米の歌手の中にもメンタルヘルスについて歌う人はいるが、K-popアーティストは、比較的一定の存在感やメッセージ性、親しみやすい態度など、ソーシャルメディアを巧みに活用しているため、その存在感が傑出している。

ファンにとって、‘Emotional support K-pop boys’の魅力の多くを占めるのは、彼らの性格(人柄)や音楽以外の部分にある。


「私にとって‘Emotional support K-pop boys’とは、落ち込んでいるときや、やり続ける動機が必要なときに尊敬する人のことです」とギッセルさんは言った。 「言葉で負担を軽くしてくれる人なのです」

 

 "It's hard to love yourself."

K-popスターたちは、音楽活動に加え、ソーシャルメディア、ミートアップイベント(サイン会など)、ライブストリーム(V LIVE)などを通じて、ファンたちに親しみを感じられるようにしている。

このコンテンツは一般的には気軽さを感じるものだが、不安や憂鬱などの話題をプラットフォームで語り、困っている人に励ましのアドバイスをするアイドルもいる。


防弾少年団のキム・ソクジン aka JINは2018年の英語字幕ライブで「自分を愛するのは大変です」と自己愛について語った。
「僕は自分を無理にでも愛そうとして、一生懸命に努力したので、自己愛に溢れています…。 努力するだけでも自己愛を大きくすることができました。だから、自分自身を愛しているという気持ちを持ち、自分自身を褒めてください」

www.vlive.tv

 

バン・チャンは昨年、V LIVEで「皆さんが大変な時や憂鬱な時、気にかかることが多い時はいつでも僕たちのところに来ても良いと言いたいです」と話した。Stray Kidsのリーダーは、グループのファンダムの外でも、ヒーリングライブと慰めのアドバイスで有名になった。

「僕たちは皆さんの話を聞いて、どんなことがあっても、皆さんの状況を手助けします」

www.vlive.tv


このような開放性と情緒的な脆弱性は、K-popファンダムのメンタルヘルスに対する理解のための支援文化を育み、ファンが苦しい時期を経験するのをさらに助けている。


研究によると、有名人を激しく個人的な方法でフォローする人は、他の人よりも精神衛生状態が悪いと示唆されているが、ラファン氏は、これらの研究によって考え出された有名人崇拝は、ファンダムやインターネットと、(この研究とは)異なる方法で関わっているK-popアイドルには当てはまらない可能性があると警告した。

デジタルに精通したファンたちが大規模なファン層を構築することは、K-popの人気に欠かせないことであり、アイドルはソーシャルメディアを積極的に活用して親しみやすいペルソナを育て、定期的にファンと交流している。


研究はまだ必要とされているが、サファトリさんとラファン氏は、‘Emotional support K-pop boys’は、人々の社会的つながりや自信に対するニーズを満たすことができると考えている。これらのニーズが周囲の人々によって満たされていない場合は特に。


「心理学では、基本的なニーズを満たせば、自分の幸福を達成できるという見方があります」と、ラファン氏は言った。

K-popアイドル、そして全体としてK-popは、こうしたニーズの源になり得ます」


ラファン氏はK-popファンであることを認識することで、人々が特定のソーシャルグループに分類され、彼らにアイデンティティーと帰属感を与えることができると述べた。これは、感情的なファンも同じである。 


「ファンダムの中では、同程度の愛着心がある同じような考えを持つ人々に囲まれています。ですから、あなたは自由に好きになったり、強い愛着を示したり、fan girl/boy(オタク)を判断することなく、楽しむことができます」とリンさんは言った。

彼女にとって、K-popは「成熟」や「プロ意識」にとらわれずに自分を表現できる安全な出口なのだ。 


「これらすべては、ファンに、他では得られないかもしれない確証とより強い社会的つながりを与えてくれます」とラファン氏は述べた。「こういったことは一般的に、メンタルヘルスにとって非常に重要なことです」。

 


"The unbreakable bond between a lesbian and her K-pop boy"

レズビアンK-pop boyの切っても切れない絆)


K-popファンダムの外にいる人たちに説明するのが最も難しい側面の一つは、多くのファンがお気に入りのアイドルに対して感じる性的魅力の健全な欠如だ。K-pop boysの性的な面を好む「ハード・スタン」もいるが、「ソフト・スタン」の愛情は明らかにプラトニックである。


"There is no sexual or romantic attraction."

「私はレズビアンで、男性に対する私の感情には性的、恋愛的な魅力はありませんが、それを伝えるのは難しいです」とレンさんはMashableに語った。

「スタン文化には独自の言語があります。私はよく冗談めかしてキャプション写真に『彼に恋している』と書いています。これはゲイファンの間ではよく理解されているコードですが、部外者にはあまりはっきりしません。

かつては‘ The unbreakable bond between a lesbian and her K-pop boy’(レズビアンK-pop boyの切っても切れない絆)と言われていましたが、それは‘Emotional support K-pop boys’という言葉の本質でもあります」


レンさんは、レズビアン以外のファンがこの言葉を使うときに時々不満を感じ、それが伝えようとした「プラトニックな崇拝の非常に具体的な感情」を理解されることを願っている、と告白した。

彼女の最初のツイートがK-pop専用のアカウントではなく、彼女の一般的なTwitterアカウントに投稿された理由は、特にK-pop外部の人々にこれを具体的に伝えるためだった。


しかし、レンさんは、人々がK-pop boysに精神的支援を受けるのと同時に、性的魅力を感じるとことができると認めている。

「誰もがそれがどこから来たのか知っていればいいのに…とは思いますが、それは中傷だというわけではありません。それを言える人をコントロールしようとするのは馬鹿けたことでしょう」


それでもファンは、‘Emotional support K-pop boys’を性別に関係なく非セクシュアリティな用語だと広く考えている。

Urban DictionaryUrban Dictionary: Emotional Support Kpop Boy)はこれを「彼らに惹かれずにK-pop boyグループのファンであることはできないという考えだけでなく、強制的異性愛*に対抗するためにも使用される」と定義している。

*強制的異性愛・・・異性愛を両方の性の自然な状態とみなし、逸脱を不利とする考え。


「メインフォーカスがセクシュアリティや誘惑ばかりにならず、前向きで単なる幸せについてあることは心強いことです」と、リンさんは言った。

「‘Emotional support K-pop boys’がいるということは、彼らに身体的魅力を感じるということではなく、むしろ実際の生活で感じるようなプレッシャーを感じずに、強い感情や愛着を表現できる安全な空間を持つということなのです」


「これは間違いなく身体的な絆を超えるものです」とギッセルさんは同意した。

「親友のような関係です。けっして性的または恋愛的なものではありません。それは安全な場所なのです」

 

 

You get a K-pop boy, and you get a K-pop boy

 

「本当に(ナムジュンの)かわいい写真や防弾少年団の笑顔が私の一日を明るくしてくれます」とリンさんはMashableに語った。

「そして、それらがどうしてこんな働きをするのか、説明する方法がないのです」

 

"A chance to dream and hope."

一般的にK-popファンは、なぜK-pop boysを好きになるのか、その背景にある心理に無関心である。‘Emotional support K-pop boys’は、彼らを幸せにし、慰め、インスピレーション、娯楽を与える。 彼らにとって、それはシンプルなことだ。

 

「非常に複雑でありながら普遍的な感情を、明確で詩的な方法で表現する彼らの能力に、私を本当に惹きつけられました」とリンさんは防弾少年団の感情的知性とポジティブさについて言及した。

「私は合法的に座って、彼らのブログやスピーチを見ることができ、感情的に意識できるようになるインスピレーションとエンパワーメントが湧いてきます」


K-popアイドルは主に韓国語でコミュニケーションをとるが、これは言葉が分からないファンにとっては問題ではない。多くのコンテンツは、芸能事務所やファンによって字幕がつけられており、K-pop boyが育む楽観的で思いやりのある環境に翻訳は必要ない。

 

スペイン語母語とするギッセルさんは「彼らがあなたに感じさせるものです」と語った。「感覚は普遍的で、障害はありません」

 

「言葉で言うと馬鹿げて聞こえることもありますが、(ジュンを)見ると幸せになります」とレンさんは言った。

「何もかも最悪な日があり、人間の本能には気を紛らわすものや笑顔になれる何かを求めることがあります。私にとっては、それがしばしばSEVENTEENのコンテンツです」

 

「世界はかなり暗く憂鬱で、しばらく前からそうでした」とリンさんは同意した。「K-popアイドルはポジティブで、もしかしたら夢と希望に満ちた逃避の世界を提供してくれるのかもしれません」

 

 

Who supports the emotional support boys?

 

K-popアイドルに対する強い肯定的な感情は、ファンにとって有益な心理的効果をもたらし、アイドル名義で慈善団体に寄付する気にさせることさえあるかもしれない。

【参考】BTS gave $1 million to Black Lives Matter. The Army wants to match it.

しかし、このような愛着は、ファンが異なる意見を持つ人々を批判したり、アイドル自身を攻撃する原因にもなり得ると、サファリ氏は指摘した。

 

「多くの人が彼らを尊敬し、信頼していることは、この『完璧なスターでなければならない』という認識をさらに悪化させる可能性があると思います」とサファトリさんは言った。

「なぜなら、一度誤ったことをすると、批判は必然的に起こり、彼らの完璧なイメージを壊してしまうからです」

 

 

アイドルは、人々を惹きつけるために何か間違いをする必要さえなかった。

今年1月、ボーイズグループEXOの動揺したファンたちは、彼が婚約したという理由だけで歌手のチェンに脱退を要求した。

このような厳しいオンライン批判は、不可能な期待、プライバシーの喪失、自由の欠如、孤独と相まって、K-popスターのメンタルヘルスに信じられないほどのダメージを与え、時には悲惨な結果をもたらす。


「アイドルは、自分たちの健康に影響を与える可能性のある個人的な問題だけでなく、他の業界からの圧力にも直面しています」とラファン氏は述べた。

「たいていのファンの皆さんはこのことを気遣っていると思いますが、『一歩下がって』アイドルが他の悩みも抱えているのだということを思い起こさないと、時々道に迷うことがあります」

 

ラファン氏はさらに、アイドルがメンタルヘルスサービスを利用しにくいことに懸念を示し、このような問題をめぐる否定的な汚名を指摘した。 韓国の芸能事務所の中には、他の芸能事務所よりサポートに優れているところもあるが、ラファン氏はアイドルのための専門的なメンタルヘルスケアは「ほとんどない」とし、これらの芸能事務所がもっと多くのことをすることを望んでいると述べた。

 

「ごく基本的なレベルでは、アイドルの声も聞かなければなりません」とラファン氏は言う。 「あまりにも多くのアイドルの話を聞かず、悲劇的な結果を招いてきました」

 

 

Mistakes were made

 

K-popファンは盲目的で狂信的だという認識が主流だが、大多数は自分たちのアイドルが過ちを犯す人間であることを十分に認識している。実際、多くの人がK-pop boysの不完全さを称賛に値するもうひとつの要素だと考えている。


「(ユンギが)とても人間的で欠点があるにもかかわらず、それらの欠点に勇敢に向き合い、謝罪し、そこから成長する姿は勇気を与えます」とリンはMashableに語った。

 

リンさんは、ユンギのソロ曲「What Do You Think?」がカルトリーダーのジムジョーンズのスピーチをサンプリングした時、黒人ファンとして、がっかりしたことを認めた。しかし、ラッパー(ユンギ)の迅速な謝罪と自己啓発の努力が彼女を安心させ、彼女はそれが悪意を持って行われたことではないと確信するのに十分なほど、彼の性格について知っていると感じた。

 

 

「欧米では、一般的な社会観を実際に反映した行動に悪意を持っていると判断することがよくあります」とレンさんは言い、ほとんどのK-popアイドルは欧米の観客とは異なる文化的背景を持っていると指摘した。

だからと言って、人を傷つけるような彼らの行動が許されるわけでもなければ、批判を排除するわけではないが、レンさんは、アイドルの過ちはもっとニュアンスを持って処理されるべきだと考えている。

「私は、誰かを悪い人間だと断定したり、文脈なしに謝罪の要求を殺到させたりすることが役に立つとは思いません」

 

 

"Just as they help me grow I'll try to help them too."

 

ギッセルさんはこの哲学には限界があることを認め、特にBIGBANG・スンリと「バーニングサン」のセックススキャンダルについて言及し、ジーさんもレンさんも全てが許されるわけではないことに同意した。

BIGBANG「スンリゲート事件」は、韓国を女性のモノ化に「NO」といえる社会にできるか | ハフポスト

 

しかし、ファンの間では、アイドルの失敗は歌手とファンの両方にとって学ぶ機会になると考えている。

「彼らの多くは、若い頃から世間にさらされ、多くの人が適切な思春期を過ごしていなかったので、時々間違いを犯すことになります」とギッセルさんは言った。「彼らはそれを認識し、そこから学ぶ必要があるだけです。彼らが私の成長を助けてくれたように、私も彼らを助けようと思います」

 

 

Not a licensed therapist

 

サファトリさんは、防弾少年団の音楽を頼りに数年間メンタルヘルスの管理をしていたが、最終的にはプロの心理学者にカウンセリングを求めた。

「精神的な支えとして使うことが自分にとって役に立つことだとは気付きましたが、それでも自分の問題を解決するための解決策は得られませんでした」とサフィトリさんは言った。

「今でも私は彼らの音楽が大好きで、悲しい時やストレスを感じている時に自分を慰める方法として使っています。でも、問題から『逃げる』のではなく、自分の問題を解決する方法も学んでいます」

 

彼女とラファン氏は、‘Emotional support K-pop boys’がいることは慰めになり、有益だが、それは訓練を受けたメンタルヘルスの専門家に代わるものではなく、またそのように扱われるべきではないということに同意した。

 

「アイドルは、証拠に基づいた思いやりのあるメンタルヘルスのアドバイスや治療を行う資格がありません」とラファンは述べ、カウンセリングのためアイドルに頼ることは、彼らに対処する能力のない責任を負わせることにもなると指摘した。

K-popアイドルとは異なり、資格を持った心理学者は人々が問題を解決し、それに対処する方法を開発するのを助けることができる。


「私の経験から言えば、やっと人に悩みを話せるようになったという安心感もあります」とサフィトリさんは語った。「簡単ではないことは分かっているけれど、やってみる価値はある!」

 

それでも、日々の快適さとインスピレーションのために、力強いメッセージとK-pop boysの存在は、困難な時期に前進する力をファンに与えることができる。

 

「ナムジュンとユンギによる歌詞とスピーチのおかげで、ようやく心を開き、友達や家族に、私がプロの助けを得ることについて話すことができました」と、リンさんは防弾少年団の曲「Paradise」について語った。

「実際に彼らの歌詞を聞いて、私は自分が感じていたことの多くは大丈夫で、とてもありふれたものだということに気付きました。そして、不思議なことに、私に慰めと希望を与えてくれたのです」

 

「私はSEVENTEENに夢中になったのとほぼ同じタイミングで、人生のどん底に落ちました」とレンさんは言った。

「そしてその年、(ジュンが)私にとって希望の光でした。 彼が私の命を救ってくれたとは言いませんが、彼は私を元気にしてくれました。本当に感謝したいと思います。彼はただ自分らしくいるだけで私にたくさんの喜びをもたらしてくれたことを知っておくべきだと思います」

 

 

 ※インタビューは分かりやすくするため、文法的に編集されています。