恋の寿命

恋の寿命

日記

09.19

最近メンタルがやられているのか、BTSのAnswer : Love MyselfやParadiseを聴いてぼろぼろ泣くのですが(ちょっと前までBTSは好きな曲がないとか言ってたくせに…)、聴いていても「この歌を聴いて泣いてしまう側にいるわたしはやっぱりだめなのかな」と弱気になることがあって。そういう時に、BTSビルボードで1位を獲るくらい世界から受け入れられているのだという事実が、彼らの歌に共感するのは自分だけではないのだとまた気持ちを軽くしてくれる。こんな風にして、たくさんの人の心の支えになっているんだなあ。

わたしは自己肯定感がけっして高くないし、自己愛というものもほとんどないので、わたしとは反対に、自分のことが好きだと言える人たちのことを心から尊敬しているし、そういう人たちを見て好きだなあと思うのだけど(それはアイドルに限らず、近くにいる人たちに対しても)、でもやっぱりそれと同時に、彼らのようにはなれない自分にまたがっかりしてしまう。だから、Answer : Love Myselfで「어쩌면 누군가를 사랑하는 것보다 더 어려운 게 나 자신을 사랑하는 거야(もしかしたら誰かを愛することよりも もっと難しいことは自分自身を愛することなんだ)」と歌ってくれることや(しかもここがユンギさんのパートというのがさらにぐっとくる)、サビにボーカルラインのメンバーが伸びやかな歌声で「You've shown me I have reasons. I should love myself.」と歌うことに、なんだかとても安心したりする。自己愛について歌ってくれるアイドル、ほんとにすごい。

 

一方。先週から、猪狩くんが伝記で好き100の解説をしてくれている。猪狩くんが1位に書いたのは「自分」で、伝記の解説には「自分も好きになれない自分なんて、誰が好きになってくれるんだい?」とコメントしていた。本当にその通りだな、そんな風に言えるなんてかっこいいなと思ったけれど、猪狩くんはそんなに自己肯定感が強い方ではないと思っていたから純粋にすごいなと思う気持ちと、猪狩くんの場合、まだ17歳の少年なのだということを胸に留めておかなくてはいけないと思った。

自分を好きだと言える君のまま大人になれるように。たくさんの人に愛されて、健やかに、アイドルを続けられるように。君たちが作るHiHi Jetsというグループのことを、末永く応援したい。失敗したり、敵が増えるようなことが起こった時に、いつか残念な気持ちを抱くこともあるかもしれないけれど、それでも最後には味方でいる。

それは同時に、わたし自身のためになる気がしていて。自分のことは簡単には好きになれなくても、HiHi Jetsのことを好きだと思う気持ちは確かだと自信を持って言えるし、HiHi Jetsのことを好きでいる自分のことならほんの少しは好きになれそうな気がする。オタクであることをアイデンティティにするのはどうなんだろうと思わなくもないけれど、それがわたしにとってもHiHi Jetsにとっても自己愛を深めることに繋がるのなら、こんなに幸運なことはないよね。

 

…自己肯定感や自己愛について書きたかったんだけど、何が言いたいのか、よく分からなくなっちゃったな。おわり。