恋の寿命

恋の寿命

日記

なんでもない話

たまにはHiHi Jets以外のことも書いてみようかな~ということで、今回は最近わたしがハマっていたものを書き出すだけの日記です。コロナでの自粛期間も含め、2月から6月頃まで長すぎる春休みを送っていたわたしの、堕落生活のお供たち。

 

  • Niziプロジェクト

今世間でも話題になっているNiziプロジェクト。韓国の大手芸能事務所JYPが開催した、日本人のKPOPガールズグループを作るための大規模オーディションですね。

わたしも例に漏れずしっかり見てた。どうやらさくみじゅも見ていたようで勝手な親近感を覚える。作間くんがいまでもTWICEを好きなら見ているかもな~と思っていたけど、まさか本当に見てたとは(笑)アイドルがアイドルのオーディションを見るのってどんな気持ちになるんだろう…。

わたしがNiziに夢中になった大きな理由のひとつは自分が絶賛就活中だったことと関係している。これは2話までを見たわたしのツイート。

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完全に自分の面接と比べてしまってる就活生…。特に地域予選では、JYPark(JYPの社長でありプロデューサー)本人が、このツイートに書いてあるようなことをオーディション参加者に問いかけているから余計に面接っぽくて、つい自分に置き換えて見てしまっていた。あと、合宿参加者を決める予選の時に、JYParkが毎回「会えて嬉しいです」と言っていたのが、ちょーー刺さった(企業の面接官はそんなこと言ってくれないからね)。2月3月の面接は、自分はNizi候補生だ、特別な存在なのだと思い込んで臨むくらい心の支えにしてた(呆)自分は何がしたいのだろう?何のために働くのだろう?わたしを雇ってくれる会社なんてあるんだろうか?と考え込みそうになった時に頑張るNiziを見ると元気が出たから。

 

ちなみに、推しはずっとアヤカちゃんだった。ミイヒも好き。さくみじゅは誰推し? 

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season1が3月にいったん終わって、ひと月ほどあき、4月の終わりからseason2が始まったんだけど、運の良かった(?)ことにそのタイミングでちょうどリモートワークに切り替わったり、学校が休校になったりして家にいる人が増えて。そこから体感、一気に視聴者が増えた気がした。ミイヒの動画がバズったのが4月の終わり、関連ワードがツイッターのトレンドに入るようになったのが5月に入ってからじゃなかったかな。

インスタのストーリーで、アイドルのオーディション番組とか一生見なさそうなキラキラ系リア充が「虹プロ応援する」と言っているのを見た時はまじでびっくりした。

 

それからNiziの運営が信用できるなと思ったのがこれ。まあ結局この騒ぎの時に色々言われてしまっていた子はみんなデビューできなかったんだけど…。

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season2が始まるまで暇だったのか知らないけど、4月はOutタグをつけて公式にリプを送るアンチがたくさんいたから、運営から注意喚起があったのはすごく良かった。

 

Niziは好きだったけれど、そもそもJYPとはあまり女の子の趣味が合わないので(特にスタイリング)、今のところNiziUはゆるっと応援していく予定。


NiziU 『Make you happy』 M/V

 

 

  • コタキ兄弟と四苦八苦

テレ東で2020年の冬クールに放送してたドラマです。主人公は古舘寛治さんと滝藤賢一さんが演じるコタキ兄弟。この兄弟の行きつけの喫茶店でバイトをしているのが芳根京子さん演じるさっちゃん。主にこの3人のお話。脚本は、逃げ恥の野木亜紀子さんで、野木さんの新作ドラマと聞いてとりあえず見ようと軽い気持ちで見始めたら、すごくおもしろかった!

真面目過ぎて生きづらい兄とちゃらんぽらんな弟がひょんなことから「レンタルおやじ」を始めるという物語。コミカルに進んでいくんだけど、脚本力と役者さんたちのお芝居がすごくて、毎週はっと考えさせられる。特に好きだったのは、3話、8話、11話、最終回。

たとえば、8話。さっちゃんの働く喫茶シャバダバでは、わかめフェアが行われていた。さっちゃんがいたにもかかわらず、店長のおじいちゃんが三河屋に騙されて大量のわかめを買ってしまったためである。さっちゃんは「自分が女だからなめられる、男に生まれたかった」と悔しい思いをする。

次の日、コタキ兄弟そしてさっちゃんの身体の中身が入れ替わるという事件が起こる。自分が男なら…と嘆いていたさっちゃんは喜んだ。念願かなって男の身体を手に入れたさっちゃんは三河屋に仕返しに行く。…まあ、入れ替わった相手は男とはいえ非力なおじさん(コタキ兄弟)だったので仕返しはうまくいかなかったんだけど。

戻ってきたさっちゃんは、レンタルおやじの雇人ムラタさんに、ぽつりと漏らした。「わたしが男で強かったら、全部解決するのかなあって。苦しいことも全部。……でも本当は男になりたいわけじゃないんです。女の身体で女の人が好きってだけで」。

ムラタさんは答える。「それは苦しいですね」「はい」「苦しみから逃れる方法を教えてあげましょうか?……五蘊は空なんです。実体はありません」「…さっぱりわかりません」「この肉体も、気持ちも、抱いた感情も、行いも意識も、なんでもない。あなたという存在は、あなたがあなただと思うからあなたなのであり、誰かがあなただと認識したからあなたなのです」「……ますますわかりません」

五蘊盛苦。肉体と精神が思うがままにならない苦しみのこと。このムラタさんの話はわかりにくいけれど、1話まるまる使って、さっちゃんが他の誰かと入れ替わっている様子を見た後だと、言いたいことがしっかり伝わってくるのがすごい。

要は、さっちゃんはさっちゃんのままでいいんだよってこと。あなた自身があなたをあなただと認めてあげて、他の誰かがあなたをあなただと認識すれば、それで十分なのだと。見た目が中年男性だろうが、若い女性だろうが、さっちゃんが自分のことをさっちゃんだと思い、周りもさっちゃんだと思えば、もうそれはさっちゃんなのだから。

最後の場面で、さっちゃんはうたたねから目覚め、喫茶店のカウンターの中にいるコタキ兄弟を見て、驚く。「私……?」。きょとんとしながら「私は誰……?」と呟くが、当然入れ替わりはさっちゃんの夢だった。

いつものわたしなら、身体が入れ替わる系の話も夢オチもあまり好きじゃないんだけど、これに関しては、脚本のおもしろさに感動しちゃって全然気にならなかった。

 

なんのこっちゃかもしれないけれど、11話のこのセリフもすごく好き。他人事と思えなくて涙がこぼれた。

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野木さん作品が気になっている人にはぜひ見てもらいたいドラマです。

 

  • 韓国ドラマ

めちゃくちゃざっくりとしているけれど、韓国ドラマをかたっぱしから見てた。

特に好きだったのは「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」と「ある春の夜に」。どちらもアンパンソク監督が撮ったドラマなので雰囲気の似ている2作です。

わたしはとにかく、ヒロインが相手を追いかける物語より、男性の方がでろでろに甘やかして大事にしてくれる話が好きなので、同じタイプの人には刺さるはず。。

「よくおごってくれる~」は「愛の不時着」のソンイェジンさんと、わたしの一押しチョンヘインさんのW主演。へインさんはこれが初主演ドラマだったらしいんだけど、監督に見初められたのか「ある春の夜に」でも続けて主演に抜擢されている。

アンパンソクさんが撮ったこの2作、何が好きかというと、まず映像がきれいなところが良い。カメラワークやカット割りにこだわりがあるのだろうなあと感じられる独特の撮り方で、色味もおしゃれ。それからOST(劇伴)とファッション。韓国ドラマはまずこの3つにダサさを感じてしまうとなかなか見続けるのがきついのでわたしにとってはすごく大事なんだよね。

物語展開は、テンポは遅いんだけど、その分リアルっぽさを感じる。…いや韓国の恋愛事情なんて知らないんだけど(笑)感情をとても丁寧に描いてくれるから置いていかれないし、すごくきゅんきゅんする。「よくおごってくれる~」では、ヒロインのジナが「自分のことを大事に思ってくれる人がいるから、自分ももっと自分を大切にしようと思う。自分のことを守ってくれる人がいるから、心配をかけないように、自分ももっと強くなろうと思う」と変わっていったのがすごく良かった。

そして何より、チョンヘイン!シンプルにお芝居がうまくて、特に好きな女性を見る時の目はじりっと熱のこもった感じがして、すごく良いのです。相手のことが好きで好きでたまらないという顔をして笑うのにときめくし、嫉妬した時のいらいらした顔までかっこいい。あと個人的には酔っぱらった時の演技が好き。ドラマを最後まで見て、彼を好きにならない人なんているの…?

ドラマの作品としては春夜の方が好きなんだけど、先に勧めるならパンヌナ(よくおごってくれる〜)かな。どちらもNetflixで見れます。

韓国ドラマはつまらないと思っても3話までは耐えて見続ければ、4話5話あたりからおもしろくなってくるのもあるある。

 

 

ということで、ステイホーム中にハマっていたものたちでした。