恋の寿命

恋の寿命

日記

12/1

▽ほぼ毎週ここでらじらーの感想を書いている。らじらーは私の一週間の癒し。聞くと元気になる。優斗くんの話が聞きたくて聞き始めたらじらーだったのに、気づいたら、安井くんと優斗くん二人のあったかいおしゃべりのファンになっていたよ。

昨日、Love-tuneのメンバーが退所することが発表された。Jr.の退所がこうして公に発表されるのは異例のことで。今日のらじらーで、それについて安井くんは、うやむやにしたくなくて発表させてもらうことになったと話していた。ファンへのやさしさだなぁと思った。本当のことをすべて言えるわけじゃないのに、自分の意思でファンに伝えたいとそうすることを選んだのは、もう愛だけでしょ。

私はLove-tuneのことを何も話せないけれど、やすゆとのらじらーと、優斗くんを通した安井くんなら、少しは知っている。ちょっとだけ。

ラジオが始まる前、安井くんは優斗くんに、気まずいよね、ごめんな、たぶんやりづらい、と言ったそうで。そうしたら優斗くん何て言ったと思う?優斗くんは「大丈夫です!プロなんで!」と答えたのだという。本番、安井くんからその話をされた優斗くんはちょっとおどけた声でまた「プロフェッショナルなんでね」と言った。なんか、思っていた以上に優斗くんが強くて、頼もしくて、うれしいのとちょっとの切なさが同時に来た。ほんとに気まずいのはきっと安井くんの方なのに、ごめんなって謝る気遣いを見せる安井くんも、それに大人の対応をする優斗くんも、ちょっと切なくて心が痛かった。

らじらーでの優斗くんは、お馬鹿なことを言ってつっこまれたり、リスナーからのメッセージに大声で反論したり、一生懸命無茶ぶりに答えたり、いつも安井くんの後輩だった。実際、歳もだいぶ離れているし、歴も違うし、おしゃべりの実力も安井くんに比べてまだまだこれからの発展途上で。だから、なんとなく、気づかないうちに、らじらーでの優斗くんに不安定さなのか弱さなのか脆さなのか、ダメージを大きく食らってしまうのではないかなと、私はきっと心配していたんだと思う。HiHi Jetsにいる優斗くんも、らじらーにいる優斗くんも、同一人物のはずで、私はHiHiにいる優斗くんの強さをよく知っていたはずなのに。優斗くん大丈夫かなぁ?って思ってた。私は、優斗くんが最近自分でも言っている“らじらーでの俺”を貫く姿にすっかり騙されていたのかもしれない。安井くんが、最近おしゃれになった優斗くんに「そのままでいてほしい」と言うのは、ファッションのことだけでなく、無垢なだけだった優斗くんがおとなになるのを寂しいと思っていたのかもしれない。そしてそれは私も一緒だったようだ。

そんな“ゆうぴー”を毎週聞いていたから、今日、きっと安井くんから語られるであろう話を優斗くんは受け止められるのかな、と不安だった。らじらーを聞くようになって初めて、らじらーの時間が近づいてくることに対して、気が重かった。いつもはありがたいと感じる生放送が恨めしかった。少しのタイムラグが欲しかったから。

だけど、優斗くんの「大丈夫です。プロなんで」を聞いて、そんな心配必要なかったんだなあとやっと気づいた。逆に言えば、それを聞くまで、気づかなかったってことなんだけど。

らじらーの冒頭、「けんちゃん、優斗のらじらーサタデー!!」のあと、BGMが流れて、いつもなら「こんばんは、ジャニーズJr.の安井謙太郎です」とすぐに聞こえてくるはずの声がワンテンポ遅れていた気がした。そのあとも安井くんは、話さなきゃいけないけど、すぐに本題に入れなくて、いつものスタッフさんからのペットボトルの報告をした。安井くんはすごいから、ほとんどいつも通りだったけど、“ほとんどいつも通り”であって“いつも通り”ではなかった。それくらい動揺していた安井くんに対して、優斗くんの返した言葉は、なんて、なんて頼もしいんだろう。優斗くんは「3月まで全力で行っちゃてやりたいなって気持ちで」とも言った。

安井くんがファンの方への報告をしたあと、いつも通りのテンションに持っていこうとしたら、優斗くんはすぐにそれに乗って「今日おしゃれでしょ?!」と元気に返した。「パンツも見て!パンツはボーダー!」。お馬鹿な後輩という自分の役割を全うする優斗くんを、よく頑張ったねってぎゅっとしたかった。

あなたに守られているフリをして

あなたを守ってあげたい

きっとできる筈だから

そんな優斗くんの声を聞いて、この歌詞が頭に浮かんだ。

優斗くんは安井くんにたくさんのことを教わって、たくさんのやさしさを受け取ってきた。そして安井くんがしんどいとき、今度はそれを優斗くんが返すのだなぁ。

ああ、やすゆとラジオ終わってほしくないな。寂しいなあ。やすゆとが大好きだよ。

「いつも以上に100倍元気にしたいと思います!」と優斗くんが冒頭で宣言した通りに、今日も楽しい放送を届けてくれてありがとう。お疲れ様でした。

おやすみなさい。