恋の寿命

恋の寿命

日記

4/29

▽ほんとはHiTubeの話とか、アイランドTVの話をしようかなと思っていたんだけど、その前に湊かなえの短編集『ポイズンドーター・ホーリーマザー』から『罪深き女』を読んで思ったことをメモしとかないとという気持ちになった。そう、優斗くんが出演することになったドラマの原作です。ちなみに他の話はまだ読んでない。これを書き終わったら読むよ。

罪深き女を読んで、真っ先に思ったのは、妄想ブログ書けないじゃん!だった(でも、そう思った数日後にはきっと書いてしまうんだろう。ほんとダメなとこ……)。私の言う妄想は今回の話に近い意味での妄想だと思っている。ある画像や動画、エピソードから、このシチュエーションだったら…と自分の生活にアイドルを召喚するタイプの妄想ではなくて、アイドルの言葉とか表情とかやりとりを見ながら、ここはこんな風に思っているんじゃないかなあと勝手に物語を付け加える厄介な方の妄想。そういうのまじでキモいよ!と言われた。本当にごめんなさい。

でもアイドルの皆さんは、自分たちがそういう風に言われる対象になることをもう受け入れているのかなって思うこともあって*1。ハイハイでいうと、特にはしみず。オタクの需要をよく分かっているなぁと感じる。でも優斗くんはそこまでファンに寛容ではない感じもする…いや寛容という言い方をするのはオタクの甘えだな。18歳で諦念に達しているかのようなはしみずがすごすぎるだけで優斗くんが悪いとかそういうのではない。優斗くんは、らじらーでリスナーから優斗くんオフ会をしているという話を聞いて軽く引いていたのも印象に強くて、まあ普通なら、というか私が優斗くんの立場なら確かにそういうのも気持ち悪!と思っちゃうけど、でも私はそれがやりたいオタク心もわかるから許してやってくれって思ったけど。そんな風だった優斗くんが今回のこの話を読んで率直にどう思ったのか聞いてみたいなあ。幸奈と正幸は5歳差で、普段あまり接点がない、近いようで遠い距離感だったからこそ2人の間には隙間があり、そこで妄想を膨らませ続けてしまったのだろうなぁと思った。それってもうアイドルとファンも同じようなもんじゃん。決して遠くはないけど、実際どんな人なのか、どんなことを思っているのかなんて分かるわけもなく、自分で都合の良いように脚色してしまう。

思い当たることが多すぎて、頭痛くなってきた…。

この小説での正幸は、幸奈というフィルターがかかった正幸が大部分を占めている。回想シーンの正幸を演じる分には“幸奈から見た正幸くん”を演じればいいわけだから、その正幸像の手がかりはたくさんあるけど、たぶん優斗くんが演じるのはそこではないよね?原作通りの年齢でいくと小学生だし。となると、優斗くんが演じるのは、“幸奈から見た正幸くん”ではなく、ほんとの正幸という人物。この正幸に関しては、情報量も少ないし、幸奈みたいに自分の心の内をぺらぺら話すタイプでもないから演じるの難しそうだなぁと思ったんだけど(お芝居のど素人が偉そうに言うんじゃない)、ひょっとしたら、アイドルの優斗くんが普段から感じていることを表現するだけなのかもしれない、優斗くんにとって正幸を理解することは簡単なのかもしれないと考えて、ぞっとした。

 

 

*1:中居くんが「僕は皆さんが思った通りの人です」と言ったことがあって、それを聞いて、大物アイドルの覚悟はすごい…と身震いした