恋の寿命

恋の寿命

日記

7/15

▽バイトの休憩中、いつものように携帯を開いてツイッターをチェックすると、東京ドームで全力投球する優斗くんの、やけに解像度の高い写真でTLが埋められていた。マウンドに立つ優斗くんはサマステのきらきら衣装を着ていて、それはプロ野球の聖地に似つかわしくない恰好のはずなのに何の違和感もなく馴染んでいた。白と青と金の衣装をまとった優斗くんがそこに立っていることがなんだかあまりに自然だった。けれども、「アイドル」の武装をした優斗くんが、優斗くんの人生を構成する大切な要素のひとつ「野球」のお仕事をしているのはものすごいことなのだと思う自分もいたので、驚き興奮する自分の前をその写真たちが当たり前の顔をして通り過ぎていくような感覚におちいり、頭がこんがらがったままバイトに戻った。一緒に働いている人たちにアイドルを好きでいることは話していないので、ひとり悶々と、さっき私が見た写真はなんだったんだ?と考えているうちに退勤した。帰りの電車の中ですぐにツイッターを開く。さっきの何倍もの量の写真や動画が滝のように流れてきた。よくわからんままその写真を無心で保存していく。どうやらドームにいたのは優斗くんだけでなくて、ハイハイメンバー全員がそろっていたらしいと分かった。すごい。なんか、優斗くんが大声で挨拶している。優斗くんが脱いだジャケットを瑞稀くんが受け取る。各球団のキャラクターとハイハイ4人がバッターボックスの向こう側に並んで応援している。カオス。優斗くんが投げた。きれいなストライク。喜ぶ優斗くん。猪狩くんとハイタッチからのハグ。これは現実。。。キャッチャーが梅野選手と聞いたときの優斗くんが「やば~~!」と口元を手で押さえて少年のようにうれしそうな表情をしたのに、次の瞬間、顔がパッと切り替わって本気モードに入ったのがめちゃくちゃかっこよかった。そしてそれを見守る4人もまたすごく良い。祈るように見つめていた猪狩くんが、ストライクとわかったとたん頬をゆるませ喜んだのがとってもかわいくて愛しくて…。優斗くんはまた少年の顔に戻り「やったーー!」と両手を上げ無邪気ににこにこしていた。何この好青年。かわいいしかわいいしかわいい。この時優斗くんの投げたボールは120キロ出ていて、球場も「おお~!」と沸いたらしい。野球オタにも良い印象で覚えてもらえたかも…と嬉しい。これをきっかけに優斗くんに野球関連のお仕事が入ってきたら良いなあ。ほんとにかっこよかったよ!大仕事お疲れ様でした。

 

▽これも昨日のニュースだけど、野郎組の主題歌がハイハイジェッツに決定~!おめでとう!ということは新曲だよね?やったーーー!自身の出演作の主題歌を担当するなんてそれはもうデビュー組と変わらないじゃん…。すごいな。なんでもありだ。放送もまだまだ先だと思っていたけれど、気づけば一週間を切っていてびっくり。20日はポイズンドーターが正幸くんの回だし、ドラマだけでも忙しいな。落ち着いて見られるように私もやることやらねば…!

 

▽ここからは私の気持ちメモ。友人が、大好きな人たちが一緒にいてくれさえすれば、大好きなグループが解体されなきゃ、極論デビューという形は叶わなくてもそれでいい、というようなことを言った。その友人は4年前まで永瀬廉くんのオタクで、れんくんを降りてからは特定の担当を作っていない。彼女の言った考えが正しいとか間違っているとか、賛成とか反対とかそういうことが言いたいのではない。それを聞いてもなお私はハイハイにデビューしてほしいと思ったし、今のハイハイは好きだけどこのまま変わらないのは嫌だと思った、その理由を話したい。

私の考えは甘っちょろいのかもしれない。無意識のうちにどこかでハイハイが解体されない前提でいる。だってバラバラにされる未来が見えないし、そのメリットがない。…って話したら、同じこと思ってたよと言われた。そこから出たのがこの言葉だった。

天才の決断はオタクにとっては何のメリットがあるかわからなくて毎回異動にうろたえる。彼女が「まあでも今こんな風に成功しているのを見たらやっぱりジャニーさんはすごいなと思うしかないけど」と笑ったから思わず私は「でもそれは結果論でしかないじゃん」と言った。「だよね」と彼女はまた小さく笑った。そう、結果論でしかなくて、そんな先のこと凡人にはわからないのです。

話がそれたので戻す。ハイハイの環境に変化を求める理由について。私が見てきたこの短い期間でも、ハイハイは見違えるほど成長した。ローラーのスキルひとつ取っても一年前にはできなかったことができるようになっているし、ライブの構成にしてもダンスの振り付けにしても今は考え作り上げ、それを実現するだけの力もある。食レポだってバラエティのロケだってこの一年でたくさん経験を積み、舞台やドラマなど演技の仕事もこなしてお芝居への意識も変化した。自分たちには何が足りないのかも何を強みとしていくのかも模索することができる。アイドルとしての自分の見せ方、見られ方もめちゃくちゃうまくなった、作間くんは特に。10代の男の子たちの成長スピードは凄まじく、ハイハイジェッツという集団の「中」はとっても大きくなった。それを感じれば感じるほど彼らの周囲=「外」も変わってほしいと願わずにいられなくなる。そこが変わらなければもどかしさを覚えるのだ。だから私の友人が言ったような安定はほしくない。

今、Jr.としてたくさんのお仕事をいただけていることがすごく嬉しい。嬉しいのだけど、充実すればするほど、デビューがないならその先には何があるのだろうと思ってしまう。頑張って、頑張って、頑張ったその先には…? デビューをすれば「外」がガラッと変わるに違いない、彼らが相手にする人たちの数が、仕事が、世界が大きくなると私はまだ信じているからデビューを望む。認められたい、褒められたい、評価されたい。アイドルに自分を重ね合わせ、自分ができないことを、応援しているアイドルが実現していく様子を見て、自分の高次欲求までかなえようとしているのかもしれない。

あれ?そう考えると我ながら相当気持ち悪いな……?だめだ、思っていたのと違う終着点にたどり着いてしまった。もっとシンプルに、かっこいい!かわいい!楽しい!もあるよ、もちろん。というかそれが主軸としてあるから彼らを好きでいるのだし。でも私がハイハイの「中」に対しての不満(こういう髪型にしてほしいとか、こういうキャラでいてほしいとか、ダンスや歌をもっとこうしてほしいとか、そういうこと)はないのに対して、「外」にはあれこれ(大きな会場で歌ってほしい、良い大人に出会ってほしい、デビューしてほしい等)思ってしまうのは、そういうことだったのかもしれない……。えーー、書いているうちに本来書こうと思っていたこととは全く別の結論が出てしまい戸惑ってる……。こんなことをひとりで考えているから気持ち悪いのかもしれない。肯定でも否定でもいいから誰かがアクションをくれれば、少しはましになるかも…。いや、変わらないか…。

 

▽書きたいトピックが多すぎる。ということで、はいちゅーぶの話はまた今度。