恋の寿命

恋の寿命

日記

8/12

NHK「よるドラ」枠で土曜の夜に放送されている『だから私は推しました』というドラマが好きなのですが、この前放送された3話が個人的に思い当たることが多くてとてもつらかった。私が好きなのは、王道すぎるくらい王道の「ジャニーズ」なので愛(このドラマの主人公。地下ドルを推している)とはまた全然状況が違うことは百も承知だけどそれでも気持ちはわかる。というのも、つい先日、アイドルの話をして死にたくなった出来事があったから。先週までサマステ遠征のために数日間連続でシフトを入れられず、こちらに戻ってきてから久しぶりに出勤したときのこと。いつも仲良くしてくれている先輩から「何していたの?」とつっこまれ、嘘をつくことができない(まじでできない。ごまかすことはするけど、死ぬほど臆病者だから嘘を言うことができない)私は正直に「ちょっと東京に行ってて…」と答えるしかなく、すると当然「どこ行ってたの?」と話が進み、結局ジャニーズJr.のコンサートに行っていたことを話すことになった。その先輩は特にジャニーズには興味がないようで「たくさんいるよね~詳しくは知らないけど」と返され、その時私はつい「ほんと、今まで全然アイドルなんて興味なくて…ジャニーズJr.の存在も知らなかったくらいだし、デビューしているグループも全く見ずに来て…。どちらというと苦手だったし…。どうしてハマっちゃったんだろうと自分が一番驚いているんです。ジャニーズJr.って毎日のようにライブやってて、私が行ったのはそのうちのほんのちょっとだけなんですけど」とかなんとか、聞かれてもいないのに無駄なことを早口でぺらぺらと話してしまった。まるで自分はアイドルオタではありません、よくいるジャニオタと一緒にしないでくださいとでも言うかのように。なぜそういうことを言ってしまうのだろう。ドラマ内で愛が他のオタクに「お前がそんな風にオタクであることを人に隠そうとするから、ハナ(愛の推し)も自分は恥ずかしい存在なのだなと感じてしまうんだろ」と言われていたことが脳裏をよぎった。Jr.は地下ドルのような近い存在ではないから私の言動が直接推し(自担)に見られているわけでもなくそれは救いなのだけど、でも、周りに自信をもって好きだと公言できないのは大好きな人たちに失礼だよな…と思って落ち込んだ。こんな誤魔化すみたいな言い方しかできないなんて。愛が地下ドル「サニサイ」のオタクをしていることをなかなか友人に話せないのは、地下アイドルやそのアイドルのオタクへの偏見から、周りにどう思われるだろうと考えしんどいからだ。サニサイに出会う前の愛はみんなから「いいね」と言われることに喜びを感じ、生きがいとしていた女性で、だからこそオタクになったことが周りにバレて「なにあいつ」と思われるのが怖かったのだろう。というか大半の人がそんな風にして周りの目を気にして生きていると思う、つらい。で、愛の気持ちはわかるけれど、しかし私が応援している人たちはJr.とはいえ(私からすれば)超メジャーな人たちなのに、どうして愛に共感してしまうのだろう。どうして私が人にハイハイを好きだと言えないだろうと考え抜いた結果、私自身がこれまで生きてきた約20年間ずっとジャニーズのこともジャニーズを好きな人のことも理解できないと思って、心のどこかで下に見て疎ましく感じていたからなのだろう、ということに落ち着いた。だからいまだに胸を張ってジャニーズのアイドルが好きです、と言えない。なんだそれ最悪すぎる。最低野郎じゃん。愛の台詞も愛の友人の台詞もぐさぐさ刺さってつらいよ…。森下さん容赦ないんだよな、さすが。。愛の友人がはなった「共依存」に胸をえぐられる。

 

▽ぐじぐじ書いたけど、ジャニショにひとりで行けるようになったことは褒めてほしい!がんばった!(?)ということでジャニショでついにハイハイちゃんのセルフィーをゲットした。めちゃくちゃかわいい。この世の可愛いものすべてを集めて鍋でことこと煮て完成させたものがこの写真たちなのだと思う。ちょっと精神が強くなった気さえする。写真は基本的に一枚のみ、どれだけ気に入っても一度に同じ写真を買うなら二枚までと決めていたはずなのに、気づいたら予定よりはるかにたくさん買っていて自分で驚いたわ。だってセルフィ―待望すぎた、うちわよりアクスタより待ってた!それに可愛いものは正常な判断ができなくさせるのだから仕方ないよね。私の写真ルールの肝は「同時に買うなら」ってところだから、売られているかぎりはこれからも買い足すだろうし、生活が潤う…!