恋の寿命

恋の寿命

日記

6/24

▽はいちゅーぶ、今回は気持ちのよさそうなテラスでまったりトーク

YouTube

f:id:shimahiyo:20190625015246j:image

さいころから一人でいると、理由の分からない不安と緊張が混ざったようなものが胸のあたりをざらりと撫でることがあった。この動画の感想を書こうとした今、まさにその状態に襲われていて、これは今週の動画が私自身にとってもなかなかに刺さる内容だったということの表れなのかもしれない。自分の経験や気持ちをこの日記にどこまで正直に書けるかまだ分からないけれど、少なくともアイドルに対して感じたことは、忘れないように、素直に書き残しておこうと思う。

作間くんのおふざけからのほほんと始まった今回の動画は、冒頭から、プールの後の国語の授業のような心地よさにみんなやわらかい雰囲気。ではさっそく本題。

トラブルを起こしがち!?HiHi Jetsの天然キャラNo.1は?

瑞稀:はしもっちゃん 橋本:がりさん? 猪狩:橋本さん 作間:はしもとさん 優斗:橋本

作間くんが言っていた、ひとつ説明したものを説明し終えた後にもう一度ぶり返す、というのめちゃくちゃ分かる…笑。みんなが次の話題に進んでいる中ひとりだけ前の話題のことを考えていて乗り遅れちゃう涼くんよく見る気がするよね。はしみずの子ども時代の話もかわいい〜!優斗くんが雑誌の編集さんにはしみずの子ども時代の話を聞いていること自体もかわいい。みずきくんと橋本くんは小さいころわんぱくでね…という話を編集さんから聞き、手を叩いて笑っている優斗くんが想像できる。はしみずにしてみれば、親や学校の先生以外に小さいころの自分を知っている大人が今も近くにいるんだよね。だからどれだけ大人に近づいても、小さいころは~と言われて、そのたびにすみませんでしたと謝ることになるのもかわいい。あと何気にすっかり橋本さん呼びが定着している笑。最初は優斗くんだけだった気がするのだけど、いつの間にかみんなに浸透していた。って前にも言った気がするけど。そんな中でも変わらずにはしもっちゃんと呼ぶ瑞稀くんが、良いはしみず。

初めて会った第一印象からもっともイメージが変わったNo.1は?

瑞稀:ガリさん 橋本:ガリさん 猪狩:作間さん 作間:俺 優斗:作間

また出た、猪狩くんの入所当初とのギャップ話。猪狩くん本人も周りのみんなも本当に楽しそうに笑うのがいいね。そして作間くんの話。猪狩くんが「キスマイさんのライブでえびばでぃごーの間奏の振りが誰もわからない」と言った時に横で「あったね」と優しく相槌をいれる瑞稀くんがちょーーー好き。ちゃんと覚えていることもそうだけど、それ以上にその相槌の入れ方が強すぎず丁度よくて心がふんわりする。

この後の優斗くんと作間くんの話は文字起こしします。

優斗:僕も作間を選ばせていただいたんですけど。作ちゃんはねぇ、俺ね、怖かったんだよね。

作間:怖い?

猪狩:そっか。優斗は…

優斗:俺一番後輩じゃん。

瑞稀:うんうん。

作間:そうだねぇ。

優斗:入ってばっかりでさ、それこそ野球しかやってこなかったやつが踊れるわけもなく、めちゃくちゃ怒られてるんだけどぉ…。なんか、できないやつが嫌いなのかどうかわかんないんだけど、なんか、「なんだあの新入り」みたいな…。

瑞稀:わかるわぁ。

猪狩:作ちゃん昔からねぇ、あるある。

瑞稀:あるあるある。俺それわかるわぁ。

優斗:あるよね。

瑞稀:わかる、それ超わかる。

猪狩:ほんとに実力主義だから作間は。できる後輩は好きなんだよ。

優斗:そうそうそうそう。

橋本:あー。

猪狩:できなくて…さらに努力をしてないっていう風に見ると嫌いになっちゃう。

作間:あーそう。

橋本:なるほどね。

優斗:年下なのにこんなに怖いのかって。

猪狩:ふははは。

優斗:もうだから、イメージが180度変わった。

作間:お~~。

優斗:今となっては、メンバー内で一番優しいし。

瑞稀:優斗がやる部分を知ったからじゃない?作間が。やらない子嫌いだから。

作間:ちゃんと見るから、ちゃんと見るように(しないとね)。

優斗:はははは。

瑞稀:お前やってねーだろって子嫌いだから。まだだから嫌い…ふはは。

優斗:そうね。そこはあるのね。

作間:そこはたぶんあると思う。だから、そう、俺も、最初、その~入所して、あの~なんだろう、物心というか、ちゃんと周りを見るようになるまでは、ほんとに、そのできない子が好きじゃなかったの、正直。

瑞稀:あーうん。

作間:で、あのもう、踊るだけじゃん正直。

猪狩:言ったらね。

作間:踊って、アクロバットして、みたいな。そう、そういう時期を過ごしてきた時はそれだったんだけど、やっぱ色々やることが増えてくるうちに、それだけじゃ敵わなくなってくるわけじゃん?

猪狩:演技とかが入って。

作間:そうそうそう、演技とか入ってきてね。パニくっちゃったのかわからないけど、なんか、そういう自分がいなくなっちゃって。

瑞稀:なるほどね。

作間:そう、なんか、やわらかい自分に今なった。

優斗:はははは!

瑞稀:ふははは、出てきた、やわらかい作間出てきた。

橋本:よかったよかったよかった。

瑞稀:つるんって出てきたね。

優斗:自分でも分かるくらいに?

作間:あのくらい気ぃ張ってた自分はね、いないのかもしれないね。

瑞稀:生まれたんだな、新しい作間が。

橋本:よかったよ、まじで。

優斗:なるほどね。

このやりとり最初に聞いたときは自分の劣等感をグサグサ刺激されて泣きそうになったのだけど、今改めて聞き直して文字に起こすと、なんてやさしくてあったかいグループなんだろうとじーんとした。涼くんの「よかったよかった」とか優しすぎて…。

作間くんの印象が変わったことについては、瑞稀くんの言うように、作間くんが優斗くんの努力を知ったというのももちろんあるとは思うのだけど、その後で作間くん自身が話していたことの方が大きいのかなと思った。きっと作間くんは入所当時から優等生で、ダンスは経験者だったし、アクロバットは流れでやることになったものの練習したらわりとすんなりできてしまい、そのうえローラーも滑れるようになって(もちろんこれも作間くんが練習して身につけたもの)だいぶ重宝されたのだろうなって。私は当時のことをリアルタイムで見ているわけではないけれど、作間くんにまだもちさくの面影が残る頃の映像を見ていると、後列ではあるものの、同じ衣装を着ているJr.の中では中央にいることが多かったり、ハイハイには入れなかった*1けど一緒にローラー隊をこなしたりしているのが分かる。いわゆる、できジュ。

私は自分の人生で、できる側の人になったことがない。周りに比べて得意なことでもいつ得意でなくなるか常にびくびくしていたし、極度に失敗が怖くて自分よりできる人がいるならその人に任せたいと思ってしまうような臆病者だったし、かと言ってその不安を克服できるほどの努力もしないような怠惰な生き方をしてきた。

さいころから死ぬほど運動ができなくて、何をやってもクラスで一番ビリだった。リレーをして抜かされては申し訳ない気持ちになり、跳び箱はいつまでたっても一番低いところから上の段に進めなくて惨めな気持ち、縄跳びを飛べばクラスで一番最初に引っ掛かるのが恥ずかしくて、水泳はみんながプールを何往復もするなか自分は5mも泳げない。高校生になってようやく笑い飛ばせるようになったけど、小中学生の時は本当に嫌で、みんなの足を引っ張って、なんだあいつって邪魔者扱いされているような気がして、あの9年間の体育の時間が私の人格を作ったのではないかと思う。負け癖がつくというか。思っている以上にしんどいのです、これ。成績が良くても、部活で褒められても(運動から逃げての、吹奏楽部でした)、私は運動がまじでできないからこの程度じゃマイナス分はなくならないと思っていたし、どんなことでも自分よりできない人がいるとほっとした。とりあえずビリじゃない…って。

こんな自分だから私はこの時の作間くんの気持ちは一生分からない。「できる人」とか「器用な人」と線引きをして片づけるのは良くないと分かっているし、それを言われる人は、そんな言葉で突き放すなよって思うのだろうけれど、でもやっぱり作間くんは器用だったのだと思ってしまう。私みたいに日常的に惨めな気持ちになったことなかったんだろうな。てか、そんな気持ち、好きな人に味わってほしくないし。ごめんね、こんな言い方しかできなくて。

「できない子が好きじゃなかった」と言うくらい強気で気が張っていた作間くんが変わったのは、作間くんが壁にぶつかった時だったのだろうなぁ。

作間くんが言う「やわらかい自分になった」というのがいつのことを指しているのかはわからない。でも、割と最近の話なのではないかと思う。それこそハイに入ってからとか。猪狩くんの「演技とかね」に同意している様子から見てもそうなのかなって*2。ジャニーズJr.に必要なことはすべてできますと言っていた作間くんが、今は、どうせ俺はトークが下手だよ(しょぼん)と言ってしまうんだよ。それは、作間くんが無所からグループのメンバーになったからこそ必要になったスキルで。

作間くんがグループに入ることを迷っていたという話がどうしても頭から離れないのだけど、それもここに繋がってくるのかな…と思ったり。ダンスやアクロのスキル重視だった作間くんにしてみればハイレベルな無所のメンバーといるのはとても居心地が良かっただろうし、もしかしたら、そういうレベルの高いみんなと一緒に踊ることが楽しかっただけでアイドルとしての自分の将来を明確に考えていなかったのかもとも思う。言ってもまだ中学生だし。でも、悩んだ末にハイハイに入ることを決意し、いざグループ活動が始まると、無所の時にはなかった課題がたくさんあって、ハイハイのメンバーもみんな切磋琢磨していて(この後書いている、DJ+のインタビュー参照)。もうひとつ気になっていた、作間くんの言う「馴染めなかった時期」というのは、輪にうまく溶け込めないとか、スキルが追いつかないとかじゃなくて、無所の感覚とグループの一員であるという感覚の間で揺れていたという作間くんの心の話だったのかもしれない。そうして、ダンスとアクロバットができるだけじゃだめだと悟り、「できない子」(もしかしたら優斗くんがそこに入っていたのかもね)と思っていた子たちも自分がやってこなかったこと(歌、ライブMC、ライブを盛り上げること、カメラに自分をアピールすること、きゅんとする一言で会場を沸かせること、ダンスの振り付けをすること、お芝居、会見で話すこと、等)ができるのだと目の当たりにし、気づき、作間くん自身が変わった。

そんな風に自分自身のことも、変わった環境のことも、優斗くんなど周りにいる人のことも、認めて受け入れて「やわらかくなった」こともすごいし、今それをこうして俯瞰的に言葉にできることもすごい。やっぱりすごいなあ、作間くん。そしてそれを、うんうん、と優しく聞いてくれるメンバーも愛だね。

 

このwithに関しての感想を書いたのがこの記事(12/11 - 恋の寿命)になるんだけど、作間くんから見た優斗くんだけではなく全員に対してのことを話していて、作間くんからこんなにじっくり全員分の話を聞いたのが初めての気がしてそれが嬉しかったことを思い出した。

 

HiHi Jetsには、あとから加入したからこそ、オレはみんなのバランスをとる役目を果たすことが大事だと感じてる。全員がすごく個性的だし、それぞれの性格があるから、グループとして調整を取る人がいないと、ダメだと思うんだよね。そう思ったのは、HiHi Jetsに加入してすぐ、みんなで話し合いをした時のこと。それまではグループに入ったことがなかったから、ずっと個人の考えだけで行動していたけど、ほかの4人は"これからどうしたらいいのか"ということをすごく真剣に話し合っていたの。そのときに、グループは、人のことを考え、そのうえで自分のことも考えるのが大事だということに気づいたんだ。

いままでは、何か面倒なことが起きていたら放っておいていたけど、グループの一員なら、放っておいていいことなんてひとつもない。さらに、この5人もそれをわかっているから、自分で言うのも照れるけど、絶対にいいグループになると思う。

これは去年の秋に発売されたDJ+の記事のうちほんの一部なんだけど。発売当時は、たった高校1年生でこんなメタ視点を持つ作間くんはすごく大人だな~と思ったのだけど、今となってはその考えに行き着くまでにも見えないところでたくさんの葛藤があったのかもしれないなと思う。それは作間くんが話さないなら知りたいとは思わないけど、自分の知らないところにも、ハイハイみんなの気持ちはたくさん存在しているのだということを忘れずにいたい。

 

ちなみに話が少しそれちゃうかなと思って、どこで言おうか迷ったんだけど、私は瑞稀くんが「優斗のやる部分を知ったからじゃない?」と言うのもすごく好きです。優斗くんが頑張っていることを当たり前すぎるくらい当たり前に知っていて。最初にそれを聞いたとき、それは瑞稀くんもでしょと思った。瑞稀くんが何かの雑誌で「優斗はきっちりできていない部分もまだあるけど、頑張ってる感が伝わってきてそれがいい」(ニュアンス)と話していたのも印象的だったのでよく覚えているから。みんなが応援したくなってしまうのは優斗くんの良いところだよね。あと、作間くんが結局、優斗くんのことを当時どう思っていたのかはっきりさせなかったところも、作間くんが「やわらかく」なる前に仲が良かったハイハイメンバーが猪狩くんだというところも好き。

 

▽まさかの書き終わらないので、続きは明日以降に書く…。頭いたいので今日はもう寝る!おやすみなさい。

 

 

*1:入ったけれどなかったことになった

*2:作間くんの初演技は去年のドリボ